手足のしびれ
軽く考えがちな「手足のしびれ」、実は危険な病気の可能性も!
手足のしびれは、大きく分けて、神経が圧迫されている場合と血管が圧迫されて神経への血流が悪くなる場合の2つになります。
神経の圧迫の場合は、椎間板ヘルニアや頚椎椎間板ヘルニアによるもの。髄核と呼ばれるゲルが外へ飛び出して神経を圧迫することによりしびれが起こります。
また、糖尿病の患者は、糖尿病に起因する神経障害が原因となります。これも重篤な病気を引き起こしますので注意が必要です。
しびれから後遺症の起こる病気につながるのが、血管が圧迫されて血流が悪くなることからのしびれ。
脳出血や脳血管障害などの重篤な病気が原因となりますので、ただの手足のしびれと油断せず、病院で診療することをおすすめします。
「手足のしびれ」の原因となる病気とは
脳梗塞
体の片側だけにしびれが起きて、手や足がうまく動かせない時には脳梗塞の可能性があります。この時に「右足と左足」や「右手と左足」ではなく、手足ともに同じ側でしびれが発生していることがポイントです。
多くの患者さんは腕や足がいつものように動かせないことで、何か異常が起きていることに気がつきます。同じ姿勢を続けたことによる手足のしびれはすぐに治りますが、脳梗塞が起きていた場合には時間経過とともに致死率が高まります。
体の片側だけにしびれが発生した場合には、様子を見ている猶予はありません。急激に病状が進行する可能性もありますので、躊躇せずに救急車を呼ぶようにしてください。
脳梗塞が進行している急性期では、薬剤による治療が中心となります。脳保護薬や血栓溶解薬、抗血小板薬、抗凝固薬などを使って脳の血管に詰まった血栓を溶かし、脳を保護します。
一過性脳虚血発作
数分間から数時間など、一時的に半身へまひ症状が出る病気です。脳梗塞と同じように、「右手と右足」「左手と左足」など体の同じ側が動かなくなることで異常に気がつく人がほとんどです。
ただしこの病気がやっかいなのは、短いと数分で症状が消えてしまうため、「疲れているのかもしれない」と病院に行かずに日常生活を過ごしてしまう危険性があることです。一回目の発作は数分で終わったとしても、その次は脳梗塞として命に関わる状態となる可能性がとても高いのです。
このことから専門医の間で一過性脳虚血発作のことは「脳梗塞の前触れ症状」と呼ばれています。
その他にも、末梢神経障害(ニューロパチー)や頸椎症、椎間板ヘルニア、頸椎ヘルニアなどが原因と考えられます。
「手足のしびれ」が続いた時に、診察ができる首都圏の病院
手足のしびれは、症状だけでは診断が難しいものです。内科なのか脳外科系なのか、整形外科なのかの診断は難しいもの。いくつかの病院を回る必要があるかもしれません。ここではその中でも命に関わる脳外科系の首都圏の代表的な病院を紹介します。
獨協医科大学埼玉医療センター
電話番号:048-965-1111
住所:埼玉県越谷市南越谷2-1-50
帝京大学医学部付属病院
電話番号:03-3964-1211
住所:東京都板橋区加賀2-11-1
東京女子医科大学病院
電話番号:03-5269-7600
住所:東京都新宿区河田町8-1
山王メディカルセンター
電話番号:03-3402-5581
住所:東京都港区赤坂8-5-35
山本クリニック
電話番号:03-3300-1126
住所:東京都世田谷区南烏山3-23-1
虎ノ門病院
電話番号:03-3588-1111
住所:東京都港区虎ノ門2-2-2
病院で診察を受けてもまだ不安だったら
病院の診察結果を見てもまだ不安。処方された薬を飲んでも改善されているとは思えない。不安な要因は様々あると思いますが、こういった場合、もしかしたら突然死の大きな要因「血管の異常収縮」が起きているのかもしれません。突然死の原因の8割近くをしめる血管病。その血管病の主な原因が「血管の異常収縮」と言われています。
血管の異常収縮はなんの前触れもなく突然発症します。脳や心臓など生命維持に直接関係する場所で血管の異常収縮が起きてしまうと、「突然死」につながります。
血管の異常収縮はどのようにして起こるのでしょう?どうすれば防げるのでしょう?
そのメカニズム、予防や治療について、特効薬の開発者・山口大学小林教授監修のもと、わかりやすく解説しています。



