横になると動悸がする | これってもしかして血管の異常収縮?

これってもしかして、血管の異常収縮?症状から見る原因と改善方法
  
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横になると動悸がする

放っておいて大丈夫?危険な病気の可能性も

1年くらい前から、横になると時々動悸がするようになりました。
『どきっどきっどきっ!』といった単調な感じではなく、『どきっ!どきどきっ!』というような変なリズムの動悸なんです。
そのときに腕で脈を測ってみると、脈のリズムが不整です。脈がとびます。
10秒くらいの動悸が1回で終わることがあれば、3回ほどなる日もあります。
全くならずに眠りにつける日もありますが、最近動悸がすることが増えました。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14163231169

横になると動悸を感じます
体調が悪い時、頭重感やだるさ、肩こり等がある時
座っていたり立っている状態から横になると動悸がします。
立っているときには気づかないが、横になると感じるのは動悸なのでしょうか

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12145473552

一般的に、横になると起こる動悸は、睡眠不足や過労をはじめとした生活習慣やストレスが原因とされます。これらは現代の日常生活ではごくありふれた出来事です。

そのため、「疲れてるのかな」、「歳のせいかな」などとついつい原因を自分で決めつけてしまいがちです。
しかし、本当にそれで良いでしょうか。

このような自己判断は、時に非常に危険です。心不全をはじめとした、危険な病気が隠れている可能性があります。

「横になると動悸がする」原因と考えられる病気や症状

生命に大きな影響のない「期外収縮」という病気と診断されることがあります。このような場合は特に治療を必要としませんが、自己判断では重篤な心疾患を見逃してしまう可能性があり危険です。

また、心不全という、心臓機能が低下した状態も考えられます。一般に、仰向けの姿勢で寝ると、身体の全てが心臓と同じ高さとなるため、心臓に血液が戻りやすく、心臓の負担が増加します。このため、横になると、心不全の場合は息苦しさなどの症状が出やすくなります。

その他、一般に「動悸」の原因として考えられるものは下記です。

・強い感情(不安、恐怖、痛みなど)

・ストレス

・貧血

・低血圧

・低血糖

・不整脈(病的な意義には乏しいものから、命に関わるような重大なものまで様々です)

 ー心房期外収縮

 ー心室期外収縮

 ー発作性上室頻拍

 ー房室結節リエントリー性頻拍

 ー心房細動

 ー心房粗動

 ー心室頻拍

不整脈が見つかった場合は、その背景にさらに病気が隠れている場合があります。

・甲状腺機能亢進症

・低カリウム血症

・低マグネシウム血症

※アルコールやカフェインも不整脈の原因となるため、これらの摂取にも注意が必要です。

更年期障害

女性が閉経を迎える時期になると、原因不明の体調不良が続くことがあります。特に心当たりがない場合には、更年期障害の可能性が疑われます。

  • 症状

    更年期障害の症状は、ほてりやのぼせ、発汗、めまい、動悸、頭痛などの身体的症状と、気分の落ち込みや意欲低下、不眠といった精神的症状に分けられます。ただし、どんな症状が現れるかは人によって異なり、その程度もそれぞれ異なるので、症状が軽く済む人もいれば、重い症状が出て外出するのが難しくなる場合もあります。

  • 原因

    女性が閉経を迎える時期になり、女性ホルモンが低下していくことが更年期障害の主な原因です。ホルモンバランスの変化に加え、加齢をはじめとする身体的な要因や性格などの要因、人間関係などが複合的に絡み合って発症すると言われています。

  • なりやすい人の傾向

    一般的に40代から50代の女性がなりやすいと言われていますが、時期については個人差があります。近年では若年層での発症報告も増えています。

  • 治療法

    まずはしっかりと問診を行い、生活習慣の改善や心理療法で症状の緩和を目指していきます。この治療を行っても改善しない場合には薬物療法も検討します。
    更年期障害に対する薬物治療では、ホルモン補充療法、漢方薬、向精神薬などを使用。症状の出方が人によって異なるため、処方する薬も症状を見ながら検討されます。

  • 予防法

    更年期を上手に乗り切るポイントは、日々のストレスをうまく解消することです。例えば家族や職場などの人間関係などでストレスを感じるのであれば、自分なりの解消方法を見つけておくこと。また、疲労を感じたらすぐに休息するなど、生活習慣を見直すことも更年期障害の症状緩和には欠かせません。

パニック障害

パニック障害の発作が起きると、動悸の症状が起こる場合があります。

  • 症状

    パニック障害の症状は、非常に強い不安や恐怖などが前触れもなく現れる「パニック発作」が繰り返し起こります。精神的な症状の他にも、胸の痛みや動悸、めまい、吐き気といった症状が起こることもあり、重篤な病気ではないかと悩みを抱えてしまうことも少なくありません。また、発作は突然起こるため、日々の生活に支障が出てしまうこともあります。

  • 原因

    発作が起こる原因は、初めはストレスや過労がきっかけになると考えられていますが、一度発作が起こってしまうと、また再発するのではないかという不安によって発作が引き起こされることがあります。このパニック発作は、「ノルアドレナリン」と呼ばれる脳内の神経伝達物質が過剰になり、体が受けるストレスに対して過剰な防衛反応が働くことによって起きるという見解もあります。

  • なりやすい人の傾向

    パニック障害は女性に多い傾向があり、その数は男性の約2倍と言われています。また、若年層で発生することが多いのも特徴のひとつと言えるでしょう。

  • 治療法

    治療には、基本的に薬物療法を用いることになります。使用する薬剤は抗うつ剤の「SSRI」という薬品になりますが、脳内のセロトニン量を一定に保つことができ、ノルアドレナリンの働きを抑えることができます。また、発作の強い不安に対して、抗不安薬を使用するのも効果的とされています。
    さらに、薬物療法と並行して行動療法も使用し、治療を進めていきます。

  • 予防法

    日々のストレスや疲れが溜まると、パニック障害の発作を引き起こすことがあることから、ストレス解消・疲労回復を心がけると良いでしょう。例えば軽い運動を取り入れる、好きな場所に出かける、睡眠時間をしっかり確保するなどの方法が考えられます。また、カフェインを多く含む飲み物が発作のきっかけとなるとも言われているため、たくさん飲む習慣がある人は少し量を抑えてみましょう。

バセドウ病

バセドウ病も動悸が症状として現れる疾患のひとつです。予防は難しいため、しっかりと検査を行うことで早期発見することが大切です。

  • 症状

    代表的な症状として、「甲状腺肥大」「頻脈」「眼球突出」の3つが挙げられますが、そのほかにも動悸や体重減少、疲労感、息切れといった症状が見られることがあります。

  • 原因

    甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることがバセドウ病の原因です。

  • なりやすい人の傾向

    男性よりも女性に多い傾向があります。200人から500人に1人程度の割合で発症しています。

  • 治療法

    まずは、抗甲状腺薬を服用することにより血液中の甲状腺ホルモンを正常値に戻します。この薬は甲状腺ホルモンの産生を抑えるものなので、徐々に甲状腺ホルモンの量も少なくなっていきます。一般的に1ヶ月から2ヶ月治療を行うことにより症状はかなり良くなってきますが、薬をやめると症状がまた起こってくるため、治療自体は2年ほどかかることがほとんどです。

  • 予防法

    バセドウ病を予防することは難しいものの、検査をしっかりと受けることで万が一の時は早期に治療を開始できます。そのため、検査による早期発見・早期の治療を心がけることが大切です。

自律神経失調症

自律神経失調症も動悸が症状の一つです。体のさまざまな器官を司っている自律神経のバランスが崩れることによって症状が起こります。

  • 症状

    動悸や息切れ、食欲の低下、発汗、憂うつ感、手足の冷えなどが症状として見られますが、人によって症状が異なるのが大きな特徴です。自律神経は体のさまざまな場所に影響を及ぼしているため、体のどの部分に不調が出ても不思議ではありません。動悸を強く感じることもあるため、循環器内科を受診する人もいます。

  • 原因

    自律神経失調症は、「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れることにより起こると考えられています。いわばアクセルの役割を持つ交感神経と、ブレーキの役割を持つ副交感神経ですが、ストレスや疲労、睡眠不足が生じるとこれら2つの神経のバランスが崩れてしまい、さまざまな症状が起こります。

  • なりやすい人の傾向

    我慢をしがちな人や生活習慣が乱れがちな人が自律神経失調症になりやすい傾向があります。我慢しがちな人は、「本当はやりたくない仕事だけどやらないといけない」といったように理性によって感情や本能を抑え込むと、常に交感神経が興奮した状態となり、うまくリラックスできない状態に。つまり、回復モードになれないというわけです。
    また、睡眠不足などの生活習慣が乱れがちな人は、ホルモンのバランスが乱れやすくなるため、自律神経の乱れも増長させることになります。

  • 治療法

    治療法は「生活習慣の改善」「薬物療法」「カウンセリング」の3つが用いられます。薬物療法については、症状を確認した上で医師と患者の間でよく話をしながら適切な薬を処方。例えば睡眠薬でしっかりと睡眠を取れるようにしたり、心のバランスを整える抗うつ薬などを用いることもあります。

  • 予防法

    自律神経失調症を予防するためには、まず日々のストレスや疲労をうまく緩和させることが大切。無理をしすぎず、自分の体をいたわることが予防につながると言えるでしょう。また、生活習慣を見直すことも予防に繋がります。規則正しい生活を心がけてください。

冠攣縮性狭心症

狭心症は安静時に起こる場合もあります。「冠攣縮性狭心症」は、冠動脈が何らかの原因によりけいれんし、血液の流れが悪くなるため心筋が酸素不足になってしまうものです。

  • 症状

    寝ている間など安静にしているときに、胸の痛みや動悸、胸の圧迫感、息切れなどが症状として現れるのが特徴です。場合によっては、肩や歯などに放散痛として痛みが発生することもあります。

  • 原因

    喫煙は冠攣縮性狭心症の大きな原因になります。また、睡眠不足やストレス、過労、アルコールの過剰摂取も発作のきっかけとなる場合もあります。

  • なりやすい人の傾向

    欧米人と比較して、日本人は冠攣縮性狭心症を発症する割合が高いと言われていますが、中でも男性に多い傾向があります。また喫煙が大きな原因となりますので、喫煙の習慣がある人も発症のリスクが高いとされています。

  • 治療法

    冠攣縮性狭心症の治療としては、カルシウム拮抗薬や硝酸薬を用いることで治療を行っていくことが基本です。発作が起こった際には、ニトログリセリンの舌下錠やスプレーなどで症状を抑えることになるため、いつも忘れずに携帯をすることが必要です。

  • 予防法

    まずは喫煙の習慣をなくすことが大切です。また、過度の飲酒も発作の原因となりますので、アルコールを控えたり、禁酒をすることも良いでしょう。また、疲労やストレスを溜めることがないように心がけることも必要です。

「横になると動悸がする」時には?診察できる首都圏の病院

動悸がある時にかかるべき診療科は、「循環器内科」です。 まずは、循環器内科を標榜しているクリニックを受診しましょう。
心電図や必要に応じてホルター心電図(24時間連続で測る心電図)も実施可能なクリニックがよいです。
症状を確認しながら、何度か通院が必要になる場合もありますので、自宅や職場の近くの通いやすい循環器内科クリニックを選ぶことがポイントです。 もちろん、まずかかりつけ医で相談されてもよいでしょう。

下記に一例を紹介します。

萩中ハートフルクリニック
電話番号:03-3745-0810
住所:東京都大田区萩中1-9-16 カレル萩中1F

ハートクリニック練馬春日町
電話番号:03-5971-8550
住所:東京都練馬区春日町5丁目33-30 メディカルガーデン春日町1F

むらい内科・循環器クリニック
電話番号:03-3822-8010
住所:東京都文京区千駄木3-43-3 ATK千駄木ビル1F

病院で診察しても不安を感じる、症状が緩和したと思えないなら

横になった時や何気にテレビを見てる時に、急に心臓がドクンドクンと強く鼓動します。
脈を計ると3回に一回、または5回に一回、強い動悸がした時に飛びます。
苦しくて咳き込んだり、深呼吸をしたくなります。
会社の健康診断の際に医者に相談し心電図をしたのですが、変に動悸がしなかったので異常なし。
医者もこのくらいなら大丈夫だろうという判断。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1349629668

横になると動悸がして息苦しくなる症状、病院にいっても「特に気に留めなくていい」と言われることがあります。
しかし、その後も何度も繰り返す場合、「血管の異常収縮」という病気かもしれません。

安静時に起こる狭心症や動悸など、近年になりようやく解明された「血管の異常収縮」のメカニズム。横になると起きるあなたの症状と関係が深い可能性があります。

この機会に一度確認しておきましょう。

参考文献

[1] 不整脈の非薬物治療ガイドライン(2011年改訂版)【PDF】

[2] 心房細動治療(薬物)ガイドライン(2013年改訂版)【PDF】

[3] 冠攣縮性狭心症の診断と治療に関するガイドライン(2013年改訂版)【PDF】

[4] MSDマニュアルプロフェッショナル版「動悸」

[5]寝ると息苦しい|公益財団法人 日本心臓財団

[6]藤田保健衛生大学 井澤英夫【PDF】

[7]公益社団法人 日本産科婦人科学会 「更年期障害」

[8]厚生労働省 みんなのメンタルヘルス 「パニック障害・不安障害」

[9]harecoco.net 「甲状腺の病気 バセドウ病について」

[10]豊橋ハートセンター 「自律神経と心臓の関係」

[11]日本心臓財団 「再び注目されている冠攣縮性狭心症ってどんな病気?」

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