夜になると動悸が起きる
- 放っておいて大丈夫?危険な病気の可能性も
- 「夜になると動悸が起きる」原因と考えられる病気や症状
- 「夜になると動悸が起きる」時は?診察できる首都圏の病院
- 病院で診察しても不安を感じる、症状が緩和したと思えないなら
放っておいて大丈夫?危険な病気の可能性も
毎日動悸が起きており不安がありますが、主治医からは心配のない不整脈と言われました。最近、ベッドに入り仰向けに寝ると息苦しく、起き上がると治まる症状が出て心配です。寝ると息苦しくなる症状は、2年前の狭心症(ステント治療、その半年後の検査で異常なし)の悪化かどうか気になっています。よろしくご教示ください。
昨年の秋頃から、飲酒の後に不整脈を感じ、ある病院で検査しましたが異常なく、心配になり今年の2月に病院を変え、精密検査を受けましたが、ホルター心電図等の検査の結果、運動はOKだが、日に500余回の不整脈を記録、薬を処方されました。しかし、その後も改善されず、再度、ホルター心電図検査した結果、1100余回に増えていました。その結果、薬をリスモダンRに変え、朝夕食後1錠づつ服用しています。夜中、苦しくなったときどうしたらいいでしょうか。運動したり、サウナに入ったりしているときは、気になりません。夜、酒を飲んだときは気になりますし、不整脈が出ます。酒は止めたほうがいいのでしょうか。
「夜になると動悸が起きる」原因と考えられる病気や症状
夜間に動悸が起こる原因はさまざまなものが考えられます。その裏に何らかの疾患が隠れている場合もあるので、ひどく動悸に悩まされてしまうような場合には、医療機関を受診するようにしましょう。
冠攣縮性狭心症(安静時狭心症)
狭心症の発作は、激しい運動をするなどして血圧が上がったときに起こると考えられがちですが、夜に寝ているときなど、安静にしている場合でも発作が起こる「冠攣縮性狭心症」と呼ばれるものもあります(運動時などに発作が起きるものは「労作性狭心症」と呼びます)。
冠攣縮性狭心症の原因は、心筋に血液を供給するための冠動脈が何らかの原因によって痙攣し、一時的に血流がストップしたり、血流量が減ってしまったりすること。
症状としては胸の痛みや圧迫感、動悸などが挙げられます。男性に多いとされており、不眠や過労、アルコールの過剰摂取、喫煙などが大きく関連していると考えられています。心電図などをとっても見つけにくいものであるため、症状が出た場合にはすぐに医療機関を受診することが必要です。
睡眠時無呼吸症候群
夜間に起こる動悸の原因として、寝ている間に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」の可能性も考えられます。
呼吸が止まってしまっている間は、体が酸欠を起こしているような状態です。そのため、体内に酸素を供給しようとして心臓や血管に負担がかかり、これが動悸として感じられることがあります。
動悸の他にも、倦怠感や頭重感、日中の眠気などの症状があり、社会生活に影響を与えることも。いびきなどの症状から睡眠時無呼吸症候群が判明することがありますが、自分では気づかないこともあるため、家族などから指摘されるというケースも。
更年期障害
女性が閉経を迎える頃になると起こる「更年期障害」も動悸の原因です。「夜に寝ていると急に胸がドキドキしだす」など、激しく体を動かしているわけでもないのに、突然胸がドキドキしたり、息切れを起こすことがあります。
更年期を迎えると女性ホルモンをうまく分泌できなくなり、さまざまな症状を引き起こします。動悸の他にものぼせやほてり、息切れ、だるさ、肩こりイライラ、不安感など、症状は人によって異なります。落ち着いて深呼吸することで心身をリラックスさせると落ち着くことがありますが、あまりにもひどい場合には医療機関で診察を受けると良いでしょう。
アルコールやカフェインの摂りすぎ
アルコールやカフェインは、自律神経を刺激することで血圧を変化させ、脈拍を早める作用があります。そのため、お酒やコーヒーを飲みすぎたときに動悸や胸の苦しさを感じることも。
こういった症状に悩まされている人は、まず原因となりそうな飲み物・食べ物を控えるようにすると、動悸が起こらなくなることがあります。
パニック障害
突然、動悸や呼吸困難、発汗、ふらつき、吐き気などの「パニック発作」が起こり、何回も繰り返されるのが「パニック障害」です。発作が起こる場所や時間などが一定ではないため、日中に起こることもあれば、夜中に起こることもあります。5分から20分くらいで発作は収まるものの、非常に強い不安感や恐怖を伴うことが多く、再度発作が起こることに対する不安から社会生活に支障をきたすことも。
早期に治療することにより元どおりの日常生活を送ることができるようになる可能性が高いため、早めに医療機関に相談することが大切です。
「夜になると動悸が起きる」時は?診察できる首都圏の病院
夜間に起こる動悸については、まずは重大な疾患が隠れていないか検査することが必要になるため、「循環器内科」など心臓に関する専門的な検査ができる医療機関を訪れることになります。また、他の原因も探る必要がある可能性もありますので、動悸を専門的に診察できる医療機関を探してみるのも良いでしょう。
ニューハート・ワタナベ国際病院
電話番号:03-3311-1119
住所:東京都杉並区浜田山3丁目19-11
大崎病院東京ハートセンター
電話番号:03-5789-8100
住所:東京都品川区北品川5丁目4-12
池袋大久保医院
電話番号:03-3987-3785
住所:東京都豊島区西池袋1-43-5
国立ハートクリニック
電話番号:042-573-3321
住所:東京都国立市中1-17-58
しらきメディカルクリニック
電話番号:03-6453-2707
住所:東京都世田谷区下馬2-44-7 エクセルコート下馬1F
新川崎むらせ内科循環器内科
電話番号:044-280-8080
住所:神奈川県川崎市幸区北加瀬2-11-3 コトニアガーデン新川崎 SOUTH棟1階
病院で診察しても不安を感じる、症状が緩和したと思えないなら
処方された薬を飲んでも症状が改善しない、症状は弱まったものの完全に治っていないというケースも少なくありません。
この場合、もしかしたら突然死の大きな要因「血管の異常収縮」が起きているのかもしれません。
突然死の原因の8割近くをしめる血管病。その血管病の主な原因が「血管の異常収縮」と言われています。
血管の異常収縮はなんの前触れもなく突然発症します。脳や心臓など生命維持に直接関係する場所で血管の異常収縮が起きてしまうと、「突然死」につながります。
血管の異常収縮はどのようにして起こるのでしょう?どうすれば防げるのでしょう? そのメカニズム、予防や治療について、特効薬の開発者・山口大学小林教授監修のもと、わかりやすく解説しています。
参考文献
[1] 全日本民医連 「特集2 動悸を感じたら 併発する症状によっては治療が必要なことも」
[3] 公益財団法人 日本心臓財団 症状別解説 「寝ると息苦しい」
[6] 中島内科循環器科 メンタルクリニック 「睡眠時無呼吸症候群」



