後ろに引っ張られるようなめまいがある
- 後ろに引っ張られるようなめまいは新しい病気の概念、脳過敏症候群かも
- 後ろに引っ張られるようなめまいの原因となる病気や症状
- 後ろに引っ張られるようなめまいを感じたら、診察できる首都圏の病院
- 病院で診察を受けても不安が残ったら
放っておいて大丈夫? この症状の体験談
めまい(ふわふわ、がくっ、後ろにひっぱられる感じ、横や縦揺れ等)、頭重感、寝ても疲れがとれない、耳鳴り(ざあって言ってます. 静かな部屋から気になり出しました)、両眉頭?の下が何となく違和感、症状はこんな感じです。耳鼻科では異常なし。鼻炎があったので薬を処方。回復傾向。昨日神経内科で頭のCT、レントゲンを撮るも異常なし。病院行くとなぜかめまいましになります。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1072653135
数日前から頭のうしろ、後頭部が引っ張られる違和感とたまにめまいが有ります。肩こりと首コリも有りマッサージをしたりすると症状はスーッと楽になる感じがします。
たまに立っている時に後頭部が引っ張られる感じがし足に力が入らなくなる時が有ります。倒れたりする事は今のところ無いですが不快感が抜けずに困っております。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10167243665
周りのものや天井が回っている、動いている感じはないのですが、自分の重心がうまく定まらない感じというか、歩いていて自分の体が後ろに引っ張られる感じがしたり、下に沈む感じがしたり、横に流れる感じがしたりします。上記のような不快感はあるものの、まっすぐ歩くことは可能です。
めまいは、歩行時が最もひどく、立位、座位、横になる(寝る)の順に楽になります。横になった状態ではまったくめまいを感じないと言ってもいいくらいに楽です。
月に何回か(頻繁ではない)のめまいがありました。しかし、今日はパッと朝起きて立ち上がってすぐにめまいが起き、後ろへ倒れてしまいました。すぐ立ち上がれたのでその後は何事もなく過ごしていますが何があったかわからなくただただ驚きました。今までめまいした時は倒れたら恐いな~って思ってたのですが倒れたことはありませんでした。今日は倒れました。頭痛などはなくめまいだけなのですが。病院へ行って検査した方がいいですか?
引用元:https://www.irino.jp/starclub/backnumber/2012/1026.html#1026
先日後ろに引っ張られて倒れるかと思うような、めまいに初めてなりました。
普段から貧血ではないただのめまいにはなります。先月CT撮りましたが異常なく、ただの季節でなるのかストレスかと言われました。
ストレスなどで、引っ張られるようなめまいが起こりますか?
後ろに引っ張られるようなめまいの原因となる病気や症状
「以前は片頭痛で鎮痛剤が手放せなかったけれど、最近ではめまいが起きるようになった。」
これは「脳過敏症候群」という新しい病気かもしれません。脳過敏症候群とは、東京女子医大学の脳神経外科医である清水俊彦客員教授によって2010年に発表されたばかりの新しい病気の概念です。
この病気は慢性的な片頭痛を、市販の治療薬で痛みを長期間抑えこむことで起きるとされています。不快な症状として、後ろに引っ張られるようなめまいや不安感、音への過敏症状が出ることが特徴です。
脳過敏症候群の治療は、脳神経外科で行われます。まず最初に、脳梗塞やくも膜下出血ではないかの検査を実施します。その後、問診や脳波検査によって、脳が興奮しやすい状態に陥っているかの判定を行います。検査結果から脳過敏症候群であると判断された場合に投薬治療が行われます。
ただし、この時に処方される代表的な治療薬の「トリプタン」は、脳梗塞や狭心症、極端に血圧が高い人には使うことができないので、非ステロイド系の治療薬を使っていくことになります。
その他にも考えられる病気がありますので、脳過敏症候群も含めた頭痛からくるめまいの原因となる病気を挙げていきます。
脳過敏症候群
脳過敏症候群は、東京女子医科大学脳神経外科の研究チームが2011年に提唱した、頭痛診断における新しい考え方です。
症状
代表的な症状は頭痛や耳鳴り、めまいなど。めまいは回転性のものではなく、フラフラしためまいや後ろに引っ張られるように感じることが多いようです。他にも物忘れが激しくなったり、イライラしたりするケースもあると言われています。
原因
脳過敏症候群を引き起こす原因は、元々持っていた頭痛に対して不適切な対応を続けることによるもの。例えば自己判断で長い期間繰り返し鎮痛剤を飲み続けることにより引き起こされることがあります。
また、年齢を重ねると脳の血管が拡張しても三叉神経に刺激が伝わりにくくなることから、片頭痛の痛みが少なくなっていきます。しかし三叉神経に刺激が伝わりにくいとしても、脳の血管が拡張することで大脳が興奮した状態になっているため、前頭部や側頭葉、小脳などに刺激が伝わり、痛みではなくめまいなどの脳過敏症候群の症状が起きると考えられています。
なりやすい人の傾向
特に女性に多い症状と言われていますが、頭痛の症状が出ているのに医療機関を受診せず、適切な治療を受けることができなかった人が脳過敏症候群になりやすいと考えられます。中には、頭痛の原因がわからないためにさまざまな診療科をたらい回しにされるうちに脳過敏症候群の症状が起こっているケースも考えられます。
治療法
薬物療法を用いて、脳の興奮を鎮めることで過敏になっている状態を和らげていく治療を行います。脳の興奮を抑えるために抗てんかん剤や抗うつ剤(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)などを投与します。脳の興奮が治ると頭痛発作が起こることもあるため、その場合はトリプタン製剤を使用して頭痛の症状を抑えます。
予防法
片頭痛をはじめとする頭痛の症状があった場合に、しっかりと医療機関で診察を受け、適切な治療を受けることが必要です。特に月10回以上頭痛を感じて鎮痛剤を飲む場合には、早めに医師に相談しましょう。
高血圧
「収縮期血圧が140mmHg以上」または「拡張期血圧が90mmHg以上」の場合、高血圧と診断されます。高血圧の場合、心臓血管系をはじめとするさまざまな病気につながることが多いため、健康診断で高血圧または予備軍と診断された場合には早めに治療を行う必要があります。
症状
高血圧で頭痛やめまいの症状が出ることがありますが、これは脳梗塞や脳出血が起きているかもしれない危険なめまい。高血圧の方でめまいを起こしやすい人はすぐ病院で検査をしてください。また、降圧剤が効きすぎて急激に血圧が下り、めまいが起こることもあります。
原因
高血圧は、原因が明らかな「二次性高血圧」と原因が特定できない「本態性高血圧」の2つに分けられます。まず「二次性高血圧」の原因は腎血管性高血圧やホルモンの影響によるものです。
また「本態性高血圧」の場合は遺伝因子と環境因子が関係してきますが、環境因子として注意したいのが食塩やアルコール、肥満など生活習慣によるもの。運動不足も高血圧につながることがあります。
なりやすい人の傾向
高血圧には塩分の摂りすぎが大きく関係しているため、濃い味付けを好む人は高血圧になりやすいと言われています。さらに、肥満傾向がある、運動不足、飲酒量が多い、ストレスを多く受けている人も血圧が高くなりやすいため注意が必要でしょう。
治療法
原因がはっきりしている「二次性高血圧」の場合はその原因を取り除くことによって症状の改善を図りますが、高血圧の治療に関しては、生活習慣の改善が欠かせません。食事内容の改善や運動習慣を取り入れる、減量に努める、ストレスを解消するといったことが挙げられます。特に、食事に関しては塩分の制限が重要となってきますので、周囲の協力も必要になってくるでしょう。さらに、症状によっては降圧剤を使用することで血圧を下げる治療を行うこともあります。
予防法
高血圧を予防するには、まずは食生活に気をつけることが大切。特に濃い味付けを好む人は、塩分摂取過多になっていないか、一度自分の食生活を見直してみると良いでしょう。さらに、肥満傾向がある人は減量に取り組む、適度な運動を取り入れるなどの対策を検討すべきです。
脳出血
脳の血管が破れてしまい、脳の中に出血が起きるものを脳出血と呼びます。脳出血は脳卒中の一つであり、その割合は20%程度。しかし、時には後遺症が残ったり、死に至ることもあるため早急な対応が必要です。
症状
脳の中に出血を起こすことで脳の中で血の塊ができてしまい、この塊が脳にダメージを与えます。具体的な症状はどの部分で出血したか、さらにどのくらいの出血量があるかによって異なります。ただ、多くの場合は頭痛や吐き気、体の片側に起こる麻痺、ろれつが回らないといった症状が起こります。さらに小脳や脳幹部で出血した場合には激しいめまいを起こします。
原因
高血圧が脳出血の主な原因になります。脳の中にある細い血管はただでさえ血圧の負荷がかかる部分です。そこに高血圧によりさらに負荷がかかることで血管が脆くなってしまい、血管に裂け目が発生することに。この裂け目に圧力がかかることで脳出血を起こします。
他にも、先天的に血管が脆い体質や、加齢によって血管が脆くなることも脳出血の原因とされています。
なりやすい人の傾向
脳出血を含む脳卒中は、まず60歳以上になると発症のリスクが高まります。さらに高血圧や脂質異常、糖尿病などの場合も同様です。また、ストレスをためやすい人や完璧主義の場合もリスクが高いという傾向があります。
治療法
脳出血を発症した場合、血圧のコントロールや抗脳浮腫薬の点滴を行うなど、内科的な治療が基本。しかし出血量が多く、危険であると判断された場合には、開頭術によって出血を取り除き、血管を止血することがあります。この場合、患者自身の負担が少なく手術後にすぐにリハビリに入れるよう、内視鏡下血腫除去術を推奨している医療機関もあります。
予防法
脳出血を予防するためには、脳の血管が破れないような生活を心がけること。すなわち高血圧につながるような生活習慣を見直す必要があります。食生活の見直し、禁煙、減量、ストレス解消を意識してください。また、適度な運動も効果的です。
脳梗塞
脳梗塞とは脳卒中の一つで、脳の血管が詰まって一部が壊死してしまった状態。脳卒中のうち、4分の3がこの脳梗塞が占めています。
症状
脳梗塞が起こった場合、体の片側に起きる手や足の麻痺、ろれつが回らない、まっすぐに歩けない、頭痛などのイメージが強いかもしれません。しかし痛みやしびれの症状は全く出ず、めまいを感じるだけの人もいます。吐き気や嘔吐を伴うケースがほとんどです。
原因
脳梗塞の危険因子としては、高血圧や糖尿病、脂質異常症が挙げられています。動脈硬化も脳梗塞の大きな原因とされていますので、動脈硬化につながる肥満や喫煙、大量の飲酒なども原因とされています。
なりやすい人の傾向
動脈硬化につながる生活習慣を持っている人が脳梗塞のリスクが高いと言えるでしょう。例えば大量の飲酒や喫煙の習慣がある、高血圧を指摘されている、肥満傾向があるなど。また、日常生活で過度のストレスを受けることが多い人も要注意であると考えられています。
治療法
脳梗塞が起こった場合、現在最も有効と考えられているのが「t-PA」という薬剤を点滴で投与し、血栓を溶かす治療です。この方法では、約4割の患者が症状がほとんどなくなるまで回復すると言われていますが、発症から4.5時間以内に投与するという制約があります。
また、カテーテルを入れて詰まっている部分に対して血栓を溶かす薬を注入する方法もありますが、こちらも時間に制約があり、発症から6時間以内の場合に使用されます。いずれにしても、脳梗塞は発症してから治療開始までの時間が重要と言えます。
予防法
脳梗塞を予防するためには、高血圧、糖尿病、脂質異常症をはじめとする危険因子を管理するとともに、体重管理や運動、禁煙といった生活習慣の見直しが必要となります。
後ろに引っ張られるようなめまいを感じたら、診察できる首都圏の病院
脳の血管や高血圧が引き起こすめまいは命に関わるものが多いです。ここでは高血圧専門医や脳神経外科の代表的な病院を紹介します。
自衛隊中央病院
電話番号:03-3411-0151
住所:東京都世田谷区池尻1-2-24
春日駅前内科クリニック
電話番号:03-3830-0395
住所:東京都文京区小石川2-1-12 小石川トーセイビル6F
聖路加国際病院
電話番号:03-5550-7120
住所:東京都中央区明石町9-1
国立研究開発法人国立成育医療研究センター
電話番号:03-3416-0181
住所:東京都世田谷区大蔵2-10-1
松尾内科クリニック
電話番号:03-5717-7272
住所:東京都世田谷区用賀2-10-14 フォレスト446 1F
東京頭痛クリニック
電話番号:03-3475-1120
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-23-5-1F
東京脳神経センター
電話番号:03-5776-1200
住所:東京都港区虎ノ門4-1-17 プライムプレイス2F
福内ペインクリニック
電話番号:03-3350-4135
住所:東京都新宿区左門町20 四谷メディカルビル2F
富士通クリニック
電話番号:044-754-2051
住所:神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
国立がん研究センター中央病院
電話番号:03-3542-2511
住所:東京都中央区築地5-1-1
北原国際病院
電話番号:042-645-1110
住所:東京都八王子市大和田町1-7-23
めまいとたかをくくっていると、後遺症が残る病気になってしまったり、死に至ってしまうことも。
致命度よりも一刻も早くお近くの病院で診察してください。
病院で診察を受けても不安が残ったら
処方された薬を飲んでも症状が改善しない、症状は弱まったものの完全に治っていないというケースも少なくありません。
この場合、もしかしたら突然死の大きな要因「血管の異常収縮」が起きているのかもしれません。突然死の原因の8割近くをしめる血管病。その血管病の主な原因が「血管の異常収縮」と言われています。 血管の異常収縮はなんの前触れもなく突然発症します。
脳や心臓など生命維持に直接関係する場所で血管の異常収縮が起きてしまうと、「突然死」につながります。血管の異常収縮はどのようにして起こるのでしょう?どうすれば防げるのでしょう?
そのメカニズム、予防や治療について、特効薬の開発者・山口大学小林教授監修のもと、わかりやすく解説しています。
参考文献
慢性頭痛への無理解が引き起こす種々の悲嘆と脳過敏症候群 [pdf]
高血圧治療ガイドライン/日本高血圧学会(2014年改訂版) [pdf]
めまいの鑑別方法(横浜市民病院内科長) [pdf]
病院参考元
国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス「高血圧とのおつきあい」
国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス「脳梗塞が起こったら」



