脈が早くて息苦しさを感じる
- 放っておいても大丈夫?危険な病気の可能性も
- 「脈が早くて息苦しさを感じる」原因と考えられる病気や症状
- 「脈が早くて息苦しさを感じる」時には?診察できる首都圏の病院
- 病院で診察しても不安を感じる、症状が緩和したと思えないなら
放っておいても大丈夫?危険な病気の可能性も
若い頃から時々、何の前触れもなく突然脈が異常に速くなります。経験的に身体を丸くしてしゃがんでいると数分で治るとわかってからは、そのように対処してきました。
しかし、最近になって以前よりも頻脈となる回数が格段に増えています。また、以前は「何の前触れもなく」だったのですが、最近では身体がふわりと上下に揺れたような時などに起きます。たとえば、ちょっとした段から軽く飛び降りたり、逆にしゃがんだ姿勢から勢いよく立ち上がったりした時などです。
それから、ここ1〜2週間の間、頻脈の発作こそないものの、ずっと何か胸苦しいような感覚があります。
小さい頃から心臓に対して敏感だったのですが、5年前の祖父の死によって、精神的にバランスを崩したらしく、胸の痛み、圧迫感、息苦しさなどの症状が出てきました。いくつもの病院でいろいろな検査(心電図、ホルター、エコー、運動負荷)をしましたが、異常はなく、あえて病名をつけるなら心臓神経症、自律神経失調症と言われました。精神的なものだから気にするな、と言われましたが、症状が出るので気になり、良くなるどころか、頻度が増え、最近は脈飛びが起こり、ますます悪化してきています。
「脈が早くて息苦しさを感じる」原因と考えられる病気や症状
息苦しさと脈の早さを同時に感じたときにはどのような原因が考えられるのでしょうか。その裏に重大な病気が隠れていることがありますので、心あたりがある場合には医療機関を受診しましょう。
心筋梗塞や狭心症
息苦しさをとともに脈が早くなったり、動悸が起こった際に胸の痛みも一緒に感じる際は要注意です。命に関わる可能性がある心筋梗塞や狭心症の前触れかもしれません。
心筋梗塞は、冠動脈が狭くなり、血栓ができて血流が止まるもの。その結果、心筋の一部が壊死して死に至ることもあります。強い動悸、胸やみぞおちの強い痛み、吐き気、冷や汗などの症状が出るケースもあり、痛みは30分以上続きます。
また、狭心症の場合にも、脈の早さや強い動悸とともに息苦しさを感じることがあります。心筋梗塞とは異なり、症状は一次的ではありますが、やはり胸の痛みも感じるケースも。放置しておくと心筋梗塞につながることもありますので、一刻も早く医療機関を受診しましょう。
不整脈
脈が不規則に打つ症状を不整脈と呼び、動悸や息苦しさの原因となる場合があります。
不整脈は病気が原因となっているものと、運動や精神的な興奮など生理的なものがあります。特に、運動をしていたわけではないにもかかわらず、突然脈拍が120以上になるような頻脈は何らかの疾病が原因になっている可能性が高く、一度医療機関で検査しておくと安心です。
何らかの病気が隠れている場合には、放置していると失神や心停止に至ることもあるため、症状が気になるときにはやはり診察を受けることをおすすめします。
心室細動
心臓の上の方にある心房が、不規則に震えて心臓が正常に収縮できない状態を心室細動と呼びます。この心室細動は不整脈の一つ。もともと心臓の病気を持っている人に起こることが多いですが、頻脈や強い動悸とともに息苦しさを感じることが多く、心不全や脳梗塞につながることもあるため、放置するのは非常に危険と言えるでしょう。
もともと心臓に疾患がなかったとしても、過労や睡眠不足、飲酒、喫煙が原因で発症する場合もあります。
心臓弁膜症
心臓には4つの弁がありますが、このいずれかが十分に開かない・また閉じなくなったりして動悸や息切れが起こります。加えて胸の痛みを感じることも。心臓弁膜症は先天性の場合もありますが、リウマチ熱などによるもの、加齢に伴って心臓の弁が硬くなることが原因となることもあります。
注意が必要なのは、症状は徐々に進行するため自分で気付きにくい点。脈の早さや動悸などを感じたら、注意して症状を確認してみましょう。
バセドウ病
20〜30代の女性に多くみられるバセドウ病(甲状腺機能亢進症)は、動悸や息切れのほか、脈が早くなる、甲状腺の腫れ、眼球の突出が主な症状。全身の代謝を調節する働きを持っている甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、エネルギー代謝が高まってしまう病気です。上記に挙げた症状の他にも、発汗や体重の減少、手の震えなどの症状も出ることもあります。
自律神経失調症
自律神経が乱れによって起こる自律神経失調症も、動悸や息切れなどの原因となることがあります。
大きなストレスや疲労を感じると、自律神経が乱れ、副交感神経を抑制してしまいます。この状態がいわゆる自律神経失調症の状態。血液循環や代謝を上げる交感神経が常に優勢の状態となり、脈が早くなって心臓がドキドキする、息苦しい、疲れやすいといった症状が現れます。
ストレスが原因で自律神経が乱れている場合には、意識してリラックスする時間を作ることが必要。疲れを取るためにしっかりと睡眠時間を確保するようにしましょう。軽い運動もおすすめです。
過換気症候群
過換気症候群とは、よく「過呼吸」と呼ばれる状態です。パニック障害や強い緊張や不安などで激しく呼吸を繰り返していると、血液中の炭酸ガス濃度が低くなってしまいます。この状態になると、呼吸が抑制されるために激しい息苦しさを感じます。この息苦しさの他にも、脈の早さや動悸や手足のしびれ、めまいといった自覚症状が出ます。
発作が起きた場合は意識的に呼吸を遅くするか止めることにより症状が改善していきます。一度過換気症候群の症状が出てしまったときには、極度の緊張や不安を感じないように注意する必要があります。
「脈が早くて息苦しさを感じる」時には?診察できる首都圏の病院
脈の早さと息苦しさを感じた場合、受診すべきなのは「循環器内科」や「呼吸器内科」となります。心臓や呼吸器に何らかの疾患がないかどうかの検査が必要です。
晴和ハートクリニック
電話番号:03-3917-3503
住所:東京都豊島区北大塚2丁目2-5 晴和ビル3F
柴本内科
電話番号:03-3303-8401
住所:東京都世田谷区八幡山3丁目32-25
野田さくらハートクリニック
電話番号:03-3915-5500
住所:東京都豊島区駒込4-15-19
立川クリニック
電話番号:042-526-5900
住所:東京都立川市曙町2-11-2 フロム中武7F
とごし公園内科クリニック
電話番号:03-3784-2112
住所:東京都品川区戸越5-11-8 新川屋ビル1F
また、心臓や呼吸器に異常がない場合は、過度のストレスなどが原因となっている可能性もあるため、心療内科などの受診を検討してみると良いでしょう。
Jメンタル 五反田駅前クリニック
電話番号:03-3491-7776
住所:東京都品川区東京都品川区西五反田2-5-2 五反田東幸ビル7F
ゲンクリニック
電話番号:03-5343-3378
住所:東京都中野区中野5-65-5 豊島興業ビル3F
病院で診察を受けてもまだ不安だったら
処方された薬を飲んでも症状が改善しない、症状は弱まったものの完全に治っていないというケースも少なくありません。
この場合、もしかしたら突然死の大きな要因「血管の異常収縮」が起きているのかもしれません。
突然死の原因の8割近くをしめる血管病。その血管病の主な原因が「血管の異常収縮」と言われています。
血管の異常収縮はなんの前触れもなく突然発症します。
脳や心臓など生命維持に直接関係する場所で血管の異常収縮が起きてしまうと、「突然死」につながります。
血管の異常収縮はどのようにして起こるのでしょう?どうすれば防げるのでしょう?
そのメカニズム、予防や治療について、特効薬の開発者・山口大学小林教授監修のもと、わかりやすく解説しています。



