心臓が重苦しく感じる
心臓が重苦しいのは心臓の病気が原因かもしれません
胸が強く圧迫されるように感じたり、何か重いものをズシリと胸の上にのせられたようで、全身にびっしょりと汗をかいてしまったり、気持ちが悪くなる。
横になって休もうにも、身体が動かなくなる。
ある日突然、そういった症状が襲ってくることがあります。
今までに経験がない不快感のため、病院に行くという選択肢がなかなか取られず、家で養生してしまうことも。肋間神経痛・帯状疱疹などでも圧迫感を感じますが、心臓の病気が大きく関わっている可能性もあります。
圧迫感が突然でなく、慢性的に起こっていて、我慢できると思っていても油断は禁物。狭心症や心筋梗塞の場合がありますので、病院で自分の症状を明確に伝えることが心臓病の早期発見につながります。
まして、心臓あたりは体の中心。自分の中で思い込んでいる病名などを伝えずに、症状を細かくわかりやすく医師に伝えることで、迅速な処置を受けられます。
そのためにまず以下のような説明をすることをおすすめします。
- 痛みの種類(圧迫される・締め付けられる・刺すような痛みなど)
- 痛みの場所(前後左右、部分的か広範囲か、痛みの場所が変わるか?いつも同じか?など)
- 痛みの時間(一瞬、数分、数時間、数日など)
- 痛みのタイミング(朝・夜、運動中、就寝中、立ち上がった時、呼吸をした時、食事をした時など)
- 痛みの他の症状(頭痛・吐き気・けいれんする、めまいなど)
こういった症状を具体的に説明することで、医師もはっきりと診断できます。
大切なのは自分の体。我慢せず自分だけでなく家族のことも考えて、まず病院で診察を受けましょう
心臓の重苦しさの原因となる病気
頻脈
いわゆる「脈が早くなっている状態」です。長い距離を走った後のように胸がドキドキしている状態のため、発作が起きている時には胸が重苦しく感じます。
たまに胸が重く感じる、ドキドキするくらいの自覚症状であれば問題はありません。もしも、頻繁に頻脈が発生している場合には、心臓病が発生している恐れもあります。 気になる症状がある場合にはできるだけ早く、医師の診察を受けるようにしましょう。
心筋梗塞
「胸が重苦しい」症状は、心筋梗塞の代表的な自覚症状です。重さや苦しさ、鈍痛は安静にしていても30分以上続きます。
顔が青白くなる、強い吐き気を伴うこともあります。心筋梗塞は「心臓突然死」ともよばれ、放置すると命に関わります。上記の症状があった場合には病院で必ず診察してください。
狭心症
心臓につながっている冠動脈が、動脈硬化などでふさがることで起こります。心筋へ流れる血量が急に制限されることで、「胸が重苦しい」「息がうまく吸えない」といった症状が現れます。
急に動き出した時や冬の朝など温度変化が激しい場所が、狭心症発作の起こりやすい場所です。症状は15分〜20分未満で治ることがほとんどですが、血液の流れが一時的に阻害されたことによって、心臓の壁が壊死を起こしている可能性があります。
そのままにせず必ず専門の病院で相談をするようにしてください。
不整脈
不整脈の中でも頻脈性・徐脈性不整脈が出現する場合に、心臓が重苦しく感じる時があります。不整脈は何もしなくて良い場合と、直ちに治療の必要があるものがあります。自己判断せずに病院での診察を受けましょう。
肺血栓塞栓症
いわゆるエコノミー症候群のことで、血栓が肺動脈に詰まってしまう病気。長時間同じ姿勢を保っていることで起こる病気です。血中の酸素が足りなくなり、心臓が多くの血液を送り出そうと頻脈になり心臓が重苦しく感じることがあります。
その他にも、食道アカラシア・逆流性食道炎や自律神経失調症などが考えられます。まずは胸の圧迫感を詳しく医者に伝え、精密な検査を行うことをおすすめします。
「心臓が重苦しく」感じたら、診療できる首都圏の病院
ニューハート・ワタナベ国際病院
電話番号:03-3311-1119
住所:東京都杉並区浜田山3丁目19−11
慶應義塾大学病院 心臓血管外科
電話番号:03-3353-1211
住所:東京都新宿区信濃町35番地
榊原記念病院
電話番号:042‑314‑3111
住所:東京都府中市朝日町3‑16‑1
聖路加国際病院
電話番号:03-5550-7120
住所:東京都中央区明石町9-1
川崎幸病院 川崎大動脈センター
電話番号:044-544-4611
住所:神奈川県川崎市幸区大宮町31番地27
順天堂大学医学部附属順天堂医院心臓血管外科
電話番号:03-3813-3111
住所:東京都文京区本郷3-1-3
東京ハートリズムクリニック
電話番号:03-6371-0700
住所:東京都世⽥谷区粕谷3丁目20-1
葉山ハートセンター
電話番号:046-875-1717
住所:神奈川県三浦郡葉山町下山口1898-1
昭和大学江東豊洲病院循環器センター心臓血管外科
電話番号:03-6204-6000
住所:東京都江東区豊洲5-1-38
JCHO東京山手メディカルセンター
電話番号:03-3364-0251
住所:東京都新宿区百人町3-22-1
東京慈恵会医科大学附属病院
電話番号:03-3433-1111
住所:東京都港区西新橋3-19-18
関東中央病院
電話番号:03-3429-1171
住所:東京都世田谷区上用賀6-25-1
日本大学医学部附属板橋病院
電話番号:03-3972-8111
住所:東京都板橋区大谷口上町30-1
病院で診察を受けても不安に感じる、症状が変わらないなら
病院での診察を受け、とりあえず様子を見ましょうと言われた。診断結果はもらったけど、不安。処方された薬を飲んでも症状が改善しない。この場合、もしかしたら突然死の大きな要因「血管の異常収縮」が起きているのかもしれません。
突然死の原因の8割近くをしめる血管病。その血管病の主な原因が「血管の異常収縮」と言われています。血管の異常収縮はなんの前触れもなく突然発症します。
脳や心臓など生命維持に直接関係する場所で血管の異常収縮が起きてしまうと、「突然死」につながります。血管の異常収縮はどのようにして起こるのでしょう?どうすれば防げるのでしょう?
そのメカニズム、予防や治療について、治療薬の開発者・山口大学小林教授監修のもと、わかりやすく解説しています。
参考文献
急性および慢性心筋炎の診断・治療に関するガイドライン(2009年改訂版)



