横隔膜が攣るような痛み
- 放っておいて大丈夫?危険な病気の可能性も
- 「横隔膜が攣るような痛み」原因と考えられる病気や症状
- 「横隔膜が攣るような痛み」が起きた時には?診察できる首都圏の病院
- 病院で診察しても不安を感じる、症状が緩和したと思えないなら
放っておいて大丈夫?危険な病気の可能性も
3~4カ月前から、肋骨(ろっこつ)が腹部へ食い込むような圧迫感を感じています。特に左側の圧迫感が強く、筋肉や筋が強く引っ張り合うようなというか、引きつるような痛みがあります。肋骨が痛むときは背中も痛み出しますが、横になると少しは楽になります。左側の腹部に何かがたまっているような不快感もあり、気になっています。整形、内科、接骨院、胃腸科を受診しましたが、どこも異常ありませんでした。でも痛みや苦しみは続いています。何か治療法はないのでしょうか。
引用元:https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/809-153
今年2月に咳(せき)の出る風邪を引きました。3月ごろから、咳をすると、胸の真ん中より少し左下の部分に鈍痛を感じるようになりました。胸部レントゲンやCT検査を受けましたが、「肺に異常はない」とのことでした。今も痛みがあり、心配です。今後どのような治療を考えたらいいでしょうか。
引用元:https://www.kochi-ms.ac.jp/~hsptl/kouhousi/yorozu/ban1128_3.html
「横隔膜が攣るような痛み」原因と考えられる病気や症状
「横隔膜」とは、肋骨の5番、6番あたりに位置する、ドーム型をした膜状の組織のこと。いわゆる「みぞおち」と呼ばれる部分にあたり、呼吸をするために非常に重要な役割を果たしています。この横隔膜がある部分に痛みを感じる場合には、下記のような病気が隠れている可能性があります。
まず、みぞおち周辺に痛みが発生するものとして考えられるのは胃腸に関する疾患ですが、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)では、みぞおちや背中など、さまざまな部位に痛みが出ることがあります。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
みぞおち付近に差し込むような痛みや胃もたれ、吐き気などが症状として見られる「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」。強い酸性の胃液の影響で、胃や十二指腸潰瘍の粘膜が傷ついてしまうことによって痛みなどの症状が現れます。みぞおち付近に差し込むような痛みや胃もたれ、吐き気などが症状として見られる「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」。強い酸性の胃液の影響で、胃や十二指腸潰瘍の粘膜が傷ついてしまうことによって痛みなどの症状が現れます。
逆流性食道炎
みぞおちの痛みや食後の胸焼け、胸のつかえ感などが症状として挙げられる「逆流性食道炎」。強い酸性を持つ胃酸が逆流してしまうことで、その途中にある食道の粘膜がただれたり、潰瘍ができたりします。
腸閉塞
腸の通過障害を起こしている状態を「腸閉塞」と呼びます。腸閉塞を発症した場合、お腹の張りや食欲不振といった症状が出てきますが、お腹の手術を受けたことがある人は腸閉塞になりやすい傾向があるようです。
胆石症
食後に右上腹部に痛みを感じたり、吐き気、嘔吐、下痢の症状がある場合には「胆石症」の可能性があります。胆のうにできてしまった胆石が胆管で詰まると、上記に挙げたような症状が出ます。また、胆石が塞がってしまうことで「胆嚢炎」や「胆管炎」となってしまった場合には、早期の治療が必要になります。
虫垂炎
虫垂炎の初期にはみぞおちに痛みが出ることが知られています。痛みは時間とともに移動するため、みぞおち辺りの痛みがあり、時間とともに痛みが右下腹部に移ってきた場合には虫垂炎を疑ってください。微熱が出る場合もあるため、虫垂炎かな?と感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。
急性膵炎
膵臓が炎症を起こしている状態です。アルコールの飲み過ぎで発症するケースが多いと言われており、軽い胃痛のような痛みを感じる場合もあれば、動けないほどの痛みを感じることもあります。急性膵炎になってしまった場合は、一刻も早く治療を行うことが必要です。
アルコールの過剰摂取による急性膵炎は男性に多く見られますが、女性の場合は胆石症も急性膵炎の原因として多く見られます。
心筋梗塞
冠動脈が完全にふさがってしまい、血液が心臓に送れなくなっている状態を「心筋梗塞」と呼びます。主に激しい胸の痛みや呼吸困難、冷や汗などが症状として現れますが、みぞおちに痛みを感じることもあります。
心筋梗塞は心臓に血液が送られず、心筋の一部が壊死してしまい死に至る場合もありますので、早急に医療機関で治療することが必要になります。
狭心症
動脈硬化や冠動脈の痙攣などによって、冠動脈内が狭くなり、血液が流れにくくなる状態。心臓が酸素不足になっていることで胸の痛みや胸の苦しさが起こります。運動したときに起こるものもありますが、安静時に発症する場合もあります。
狭心症の場合も痛みがひどい場合にはすぐに医療機関を受診してください。
肋間神経痛
肋骨に沿って走っている肋間神経に痛みが生じる症状を「肋間神経痛」と呼んでいます。激しい痛みが左右のうち片側に突然起こることが特徴で、胸椎椎間板ヘルニアや変形性脊椎症、脊椎主要など明らかな疾患が原因になるものと、原因がわからないものに分けられます。原因がわからないものについては、ストレスによるものが多いとされています。
また、帯状疱疹が肋間神経痛の原因になることもあります。
「横隔膜が攣るような痛み」が起きた時には?診察できる首都圏の病院
横隔膜付近に痛みを感じる場合、まずは消化器内科または循環器内科を受診し、疾患がないか検査によって確かめることになるでしょう。
災害医療センター
電話番号:042-526-5511
住所:東京都立川市緑町3256
昭和大学江東豊洲病院
電話番号:03-6204-6000
住所:東京都江東区豊洲5-1-38
日本大学病院
電話番号:03-3293-1711
住所:東京都千代田区神田駿河台1-6
東京医科大学八王子医療センター
電話番号:042-665-5611
住所:東京都八王子市館町1163
病院で診察しても不安を感じる、症状が緩和したと思えないなら
処方された薬を飲んでも症状が改善しない、症状は弱まったものの完全に治っていないというケースも少なくありません。
この場合、もしかしたら突然死の大きな要因「血管の異常収縮」が起きているのかもしれません。
突然死の原因の8割近くをしめる血管病。その血管病の主な原因が「血管の異常収縮」と言われています。
血管の異常収縮はなんの前触れもなく突然発症します。脳や心臓など生命維持に直接関係する場所で血管の異常収縮が起きてしまうと、「突然死」につながります。
血管の異常収縮はどのようにして起こるのでしょう?どうすれば防げるのでしょう? そのメカニズム、予防や治療について、特効薬の開発者・山口大学小林教授監修のもと、わかりやすく解説しています。
参考文献
[2] 徳島県医師会 徳島県医師会の健康相談 「肋間神経痛」
[3] 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス 「[121] 胸の痛み…生命に危険な場合」
[4] 総合南東北病院 健康倶楽部 2011年9月号 「心臓が発する危険信号を見逃さない」



