目がチカチカして頭痛が起きる
- 放っておいて大丈夫? この症状の体験談
- 「夜になると動悸が起きる」原因と考えられる病気や症状
- 「夜になると動悸が起きる」時は?診察できる首都圏の病院
- 病院で診察しても不安を感じる、症状が緩和したと思えないなら
放っておいて大丈夫? この症状の体験談
突然ぼんやり黒く丸い物が視界に現れて目が見えにくくなります。そして視界の端がギザギザ、ぎらぎらした状態が約20分から半時間続き、視界から消えます。頭痛や吐き気はないです。眼科を受診すると「目には異常がない。眼底検査では脳の異常も見当たりません」と言われ、「首の後ろの血行不良」との診断でした。20年前からの症状で、12年前には脳のMRI(磁気共鳴画像装置)検査でも異常なし。その後は受診していません。閃輝暗点(せんきあんてん)ではないかと思います。対策を教えてください。
引用元:https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/1663-2018-11-22-00-41-33
閃輝暗点が疑われる症状の体験談。特に頭痛や吐き気は見られなかったとのことですが、この閃輝暗点がどういった原因で起きたのかが重要です。脳の検査では異常が見られなかったそうですが、心臓の異常によって閃輝暗点が起きるケースなどもあるので、他の診療科を受診しておくことも検討したいですね。
お昼前から視界右端に逆さくの字形の キラキラ波打つ物が現れました。鏡で見ても何も目に入っておらず、不思議でした。うちに帰って調べると、閃輝暗点と似たような症状でした。
目の症状が出て30分程経ったと思います。鼻の奥と左目の奥また、左側の上の頭痛がガンガンとしてきました。吐き気も出てきて立っていられなくなった為、頭痛薬を飲んで2時間程横になってました。すると、少しは良くなったようですが まだズキズキします。普段頭痛なんておきなくて、びっくりしてます。これって普通の頭痛でしょうか?
閃輝暗点は偏頭痛の前兆症状として現れることが多く、この体験談もそのケースに該当するようですね。偏頭痛が起きた場合、光や音の刺激を避けて静かな場所で休んだり、痛みのある場所を冷やしたりするのも有効です。
「目がチカチカして頭痛が起きる」原因と考えられる病気や症状
突然視界にキラキラしたギザギザの形のようなものが見えることがあります。ギザギザは徐々に拡大して、そのうち見えない部分が出てきます。この症状は、「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれるもので、さまざまな疾患の予兆とされています。
閃輝暗点と光視症について
引用元:兵庫県保険医協会 2017年12月・月曜日「キラキラしたものが見える病気(閃輝暗点(せんきあんてん)と光視症(こうししょう))」
偏頭痛
閃輝暗点は、典型的な偏頭痛の前兆と言われています。閃輝暗点が起こった後に、激しい頭痛を感じるケースが多いのが特徴です。また、閃輝暗点なしで起こる偏頭痛もあります。
症状
突然ひどい頭痛が現れるのが最も大きな症状です。数時間で治ることもあれば、2〜3日継続することも。頭の片側あるいは両側がずきんずきんと脈拍に合わせて激しく痛み、吐き気を感じる場合もあります。また、頭痛の最中に頭の位置を動かすことによってさらに痛みが悪化するのも偏頭痛の特徴。症状がひどい場合には、光が眩しく感じたり、音がうるさく感じることもあります。
原因
偏頭痛の原因ははっきりとはわかっていませんが、体質やストレス、過労のほか、神経質な性格が関与しているとも言われています。さらに、チーズやワインといった特定の食べ物が頭痛を誘発するという説もあります。
なりやすい人の傾向
偏頭痛は男性よりも女性の方が偏頭痛になりやすいという傾向があり、月経などによるホルモンバランスも片頭痛の一因と考えられています。また、週末に決まって頭が痛くなるという人は、週末に寝過ぎているという可能性もあります。そのため、いつ、どんな時に頭痛が起こりやすいかメモをしておくとわかりやすいでしょう。さらに、体質の影響もあり、両親や兄弟に片頭痛持ちがいる場合にはリスクが高いと言えます。
治療法
偏頭痛の治療には、飲み薬が用いられることが一般的です。この場合、非ステロイド抗炎症薬やアセトアミノフェンなどが用いられますが、頭痛に伴う吐き気が激しいなどの理由で服用が難しい場合には、点鼻薬や自己注射薬といった方法もとられます。
医療機関に行けない場合は、光や音を避けて静かな場所で過ごすと痛みが緩和することが多いです。また、症状が軽い場合には市販の鎮痛薬でも痛みが抑えられる場合があります。ただし、薬の使い過ぎは痛みが慢性化することにつながる恐れがあるので、頻繁に片頭痛の症状が起こる場合は医療機関に足を運ぶようにしてください。予防法
偏頭痛を予防するためには、まず規則正しい生活を送り、ストレスを溜めないことが重要だと言われています。寝不足だけではなく寝すぎにも注意し、趣味やスポーツなど、ストレス解消に繋がる活動に取り組むこともおすすめです。また、チーズやワイン、チョコレートの摂りすぎも偏頭痛の原因になる場合があるため、心当たりのある人は避けるように意識しましょう。
脳梗塞
閃輝暗点が起こった場合、脳梗塞の前兆である可能性もあります。脳梗塞の場合には一刻も早く医療機関を受診する必要があるため、下記で紹介するような症状が出た場合にはすぐに病院に向かいましょう。
症状
脳の血管が詰まってしまい、脳の一部が壊死してしまうのが脳梗塞。脳梗塞の症状としては、急に手や足から力が抜ける、片足を引きずっていると他の人から指摘される、ものにつまずきやすくなる、急にものが二重に見えるようになる、ろれつが回らなくなる、といったものが挙げられます。場合によっては意識を失うこともありますが、ごく一部のケースと言われています。
原因
脳梗塞の代表的な原因としてあげられるのが動脈硬化です。動脈硬化には喫煙や飲酒、肥満といった要素が大きく関わっているため、生活習慣の乱れが脳梗塞につながる可能性があります。特に50代以降になると動脈硬化が起きやすくなってくるため、脳梗塞のリスクも高まる傾向があります。
なりやすい人の傾向
上記に挙げた通り、喫煙習慣のある人やアルコールを多く摂取する人、肥満傾向がある人などが脳梗塞になりやすい傾向があると言えます。高血圧や脂質異常症の人だと、さらに発症するリスクが高くなるので、改善が必要です。
治療法
現在、脳梗塞の治療に最も有効と考えられているのが「t-PA」と呼ばれる薬剤を投与し、血栓を溶かすという治療法です。この治療法を使った場合、約4割の人が症状がほどんどなくなるところまで回復することが可能です。この薬は、発症から4.5時間まで使うことができます。
また、そのほかの治療方法としては、カテーテルを使用する「動脈内血栓融解療法」「血管内治療」「抗血栓療法」などがあります。予防法
生活習慣を見直して、日々の生活から脳梗塞のリスクを排除することが大切です。具体的には喫煙や大量の飲酒を控える、適度な運動を行う、肥満を解消する、ストレス解消の方法を見つけておく、といったものが考えられます。
脳腫瘍
脳腫瘍のサインとして閃輝暗点が起きることもあります。脳腫瘍とは、脳や脳を取り巻く組織にできてしまう腫瘍のこと。さまざまなタイプがあり、幅広い年代で見られる疾患です。
症状
まずは慢性的な頭痛が症状として挙げられますが、痛みは朝に強く、だんだんと緩和されていくというのが特徴。初期では2割程度の人に頭痛が起こりますが、病態が進行すると7割程度の人に見られるようになり、さらに吐き気が起こることも。他にも腫瘍の発生場所によっては、視神経の異常や手足の麻痺、言葉がうまくでないといった症状も見られます。
原因
脳腫瘍は、遺伝子の変異によって起こるということ以外はまだわかっていません。しかし、一度できてしまった腫瘍は、高タンパク・高脂質の食事の摂りすぎや喫煙、大きなストレスによって進行が促進されると言われています。
なりやすい人の傾向
例えば、他の臓器のがんを経験している人や、身内に脳腫瘍を発症したことがある人は、脳腫瘍を発症するリスクが高いと考えられています。また、食生活に偏りがある人や喫煙習慣のある人もリスクが高いと言えるでしょう。
年齢としては、40代から50代の人に多く見られる傾向がありますが、脳腫瘍の中には発症平均年齢が10歳のものもあります。治療法
脳腫瘍の治療は、手術によって腫瘍を全て取り除く、という方法が多く用いられています。ただ、その他にも大きな腫瘍や広い範囲に広がっている腫瘍には放射線治療が有効なケースも。以前は脳腫瘍に有効な化学療法はないと言われていましたが、現在は場合によっては化学療法を用いることもあります。
予防法
脳腫瘍は原因がはっきりとわかっていません。そのため、現時点では確実な予防法はありません。しかし、進行を助長する要因として喫煙の習慣や高タンパク・高脂質の食事が挙げられているため、このような習慣は避けるように心掛けましょう。
一過性脳虚血発作
一時的に脳の血液の流れが悪くなり、なんらかの神経症状が出ている状態を一過性脳虚血発作と言います。稀に閃輝暗点を引き起こす場合があり、脳卒中の前兆とも言われています。
症状
頭痛のほかにも、手足の麻痺を感じる、ろれつが回らない、足を引きずって歩く、手や足に力が入らない、ぼーっとするなど、脳梗塞と同じ症状が出ます。しかし一過性脳虚血発作の特徴は、これらの症状が24時間以内に消失すること(多くの場合は30分以内に消失します)。ただし、症状が治まっても画像診断で異常が見つかるケースが多いため、症状が治まったからといって軽く見てはいけません。一過性脳虚血発作の症状が消失しても、2日以内に本格的な脳梗塞を発症することが多いと言われています。
原因
一過性脳虚血発作の原因としては、まず動脈硬化が挙げられます。その他、不整脈が原因となる場合もあります。
なりやすい人の傾向
動脈硬化が大きな原因となっていることから、高血圧や高脂血症の人、喫煙習慣がある人や喫煙習慣がある人は、一過性脳虚血発作のリスクが高いと言われています。
治療法
検査を行い、頸動脈や頭蓋内の動脈に原因があると判断された場合には、アスピリンなどの抗血小板薬を使用することで脳梗塞の発作を抑制します。また、不整脈が原因となっている場合には、抗凝固剤が用いられます。場合によっては頸動脈ステント留置術や頸動脈内膜剥離術などの外科治療の対象となることもありますが、いずれにしても脳梗塞の発症を防ぐために、一刻も早い治療が求められます。
予防法
一過性脳虚血発作を予防するためには、禁煙に取り組むことや理想体重を維持するなど、普段の生活習慣を見直すことが重要です。一過性脳虚血発作を防ぐことは、脳梗塞を予防することにもつながるため、まずは自分の日常生活を見直してみましょう。
冠攣縮性狭心症
狭心症の中には「冠攣縮性狭心症」と呼ばれるものがあります。日本人に多いタイプの狭心症と言われており、冠動脈の痙攣によって血液の通り道が狭くなり、狭心症を起こしてしまうという疾患です。
症状
安静時に起こりやすいため「安静時狭心症」とも呼ばれます。夜間や早朝、朝方など安静にしているときに胸の痛みとともにドキドキするような場合には冠攣縮性狭心症を疑い、医療機関を受診しましょう。
原因
はっきりとした原因はわかっていないものの、喫煙や飲酒、ストレスが関与していると指摘されています。特に、日本における冠攣縮性狭心症の発症例を見ると、高確率で喫煙者がいることがわかっています。
なりやすい人の傾向
上記の通り、喫煙習慣のある人は特に発症しやすい傾向があります。「狭心症」と聞くと、高齢者・高血圧というイメージが強いと思いますが、冠攣縮性狭心症は若い人でも、健康な人でも関係なく発症します。また、男性の方が女性よりも発症率が高いことがわかっています。
治療法
生活習慣を見直すことによって発症を抑えることを目指します。特に喫煙習慣がある人は喫煙に取り組むことになりますが、それでも症状が出る場合には薬物療法が用いられます。
予防法
まずは喫煙の習慣をやめること。さらに生活習慣を見直してストレスを貯めない生活を心がけることが冠攣縮性狭心症の発症予防に繋がります。
冠攣縮性狭心症のについて詳しく知りたい方は、血管の異常収縮が引き起こす「冠攣縮性狭心症」もチェックしてみてください。
「目がチカチカして頭痛が起きる」時には?診察できる首都圏の病院
目がチカチカして頭痛が起きる症状が起きた場合、重篤な疾患を見落とさないためにも神経内科や脳神経外科、頭痛外来を受診することが重要です。
- 頭痛専門外来を備える研究所附属病院
- 住所:東京都港区白金5-9-1
- 電話番号:03-3444-6161
- URL:
北里大学北里研究所病院
- 東京駅近くの脳神経外科病院
- 住所:東京都中央区日本橋2-1-10 柳屋ビルディング2F
- 電話番号:03-6202-3376
- URL:
八重洲クリニック 脳神経外科
- 「首こり病」治療に力を入れる医療施設
- 住所:東京都港区虎ノ門4-1-17
- 電話番号:03-5776-1200
- URL:
東京脳神経センター
- 急性期医療を中心に地域医療に貢献する総合病院
- 住所:東京都港区虎ノ門4-1-17
- 電話番号:03-5776-1200
- URL:
津田沼中央総合病院
- 国内初の日本心臓血圧研究施設である心臓病センターを持つ
- 住所:東京都新宿区河田町8-1
- 電話番号:03-5269-7600
- URL:
東京女子医科大学病院
- 完全紹介制でかかりつけ医と連携
- 住所:神奈川県横浜市戸塚区原宿三丁目60番2号
- 電話番号:045-851-2621
- URL:
横浜医療センター
- 脳神経外科、頭痛外来を中心に診療を行うクリニック
- 住所:東京都新宿区西新宿2丁目4−1 新宿NSビル
- 電話番号:03-3340-2511
- URL:
喜多村脳神経クリニック
病院で診察しても不安を感じる、症状が緩和したと思えないなら
処方された薬を飲んでも症状が改善しない、症状は弱まったものの完全に治っていないというケースも少なくありません。
この場合、もしかしたら突然死の大きな要因「血管の異常収縮」が起きているのかもしれません。
突然死の原因の8割近くをしめる血管病。その血管病の主な原因が「血管の異常収縮」と言われています。
血管の異常収縮はなんの前触れもなく突然発症します。脳や心臓など生命維持に直接関係する場所で血管の異常収縮が起きてしまうと、「突然死」につながります。
血管の異常収縮はどのようにして起こるのでしょう?どうすれば防げるのでしょう? そのメカニズム、予防や治療について、特効薬の開発者・山口大学小林教授監修のもと、わかりやすく解説しています。
参考文献
[2] 総合南東北病院「困った頭痛・危ない頭痛〜あなたの頭痛はどのタイプ?〜」
[7] 聖マリアンナ医科大学 東横病院脳卒中センター「一過性脳虚血発作(TIA)」
[8] 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス「脳梗塞が起こったら」



